安全と信頼の証エコテックス®

TEDBEDが「認証を公開する理由」

寝具は、毎日・長時間、肌に触れ、呼吸の距離にある”生活の中心”です。
だからこそTEDBED JAPANでは、「なんとなく良さそう」ではなく、第三者機関の基準と検査結果をもとに、素材と製造の透明性を高めることを大切にしています。

このページでは、TEDBEDが取得しているOEKO-TE®(エコテックス)の認証のうち、特に重要な2種類-

① OEKO-TEX® STANDARD 100(製品・材料の有害物質試験)
② OEKO-TEX® STeP(工場・生産体制の監査認証)

について、証明書に記載された情報に基づき、できる限り具体的に解説します。

 ※重要な前提
OEKO-TEX®の認証は「安全を断定・保証するもの」ではなく、規格に基づく試験・監査に適合していることを示す仕組みです。体質・感じ方には個人差があります。
最新の有効性は、OEKO-TEX®の公式「Label Check」で確認できます。(ページ下部に番号を記載)

OEKO-TEX®STANDARD 100とSTePは”役割”が違う

同じOEKO-TEX®でも、この2つは見ている範囲が違います。
両方を併記することで、「製品」と「工場」の両面から説明できるのがポイントです。

STANDARD 100(製品・材料)=「肌に触れるものが、基準に適合しているか」
・生地、詰め物、糸、付属資材など、製品を構成する材料が対象
・有害物質に関する規格に基づいて、第三者試験機関が試験
・”赤ちゃん基準”に近い厳しさのクラス分けがある(後述)

STeP(工場・生産体制)=「作る現場が、適切に管理されているか」
・対象は”製品そのもの”ではなく、製造現場の体制・管理
・化学物質管理、環境、労働安全、社会的責任など、複数モジュールで評価
・総合レベル(LEVEL1~3)で運用状況を示す(後述)

OEKO-TEX®STANDARD 100とは?(製品・材料の有害物質試験)

STANDARD 100の考え方:毎日触れるものだから「用途別」に厳しさが違う
OEKO-TEX®のSTANDARD 100は、350を超える有害化学物質が対象となる厳しい分析試験にクリアした製品だけに与えられるラベルです。
世界最高水準の安全な繊維製品の証として、100ヶ国以上の取引や消費の際の大切な指標となっています。
同じ素材でも、肌への接触が大きいほど基準は厳しくなります。

一般的に、試験対象には以下のような領域が含まれます(※ここでは代表例として記載)
・規制対象の化学物質(例:一部の染料・重金属・農薬類など)
・アレルギーの原因となり得る物質の一部
・pH値、臭気、抽出液の性質など、使用時のリスクに関係する項目
・法規制・国際基準と整合した追加要件(国・地域により運用は変動)

 ※注意
「試験項目の全リスト」や「個別の閾値(数値)」は、年度や基準改定の影響を受けます。
このページでは、証明書に記載された内容(クラス・番号・有効期限・スコープ)を中心に掲載しています。

【証明書情報】STANDARD 100

以下は、TEDBED EADが取得しているSTANDARD 100証明書の要点です。

証明書番号
・証明書番号:11.HBG.86520
・発行・試験機関:Hohenstein

製品クラス(最重要ポイント)
・製品クラス:Class I (Annex 6)

OEKO-TEXT® STANDARD 100のクラスは、一般にClass I → Ⅱ → Ⅲ → Ⅳの順で用途が変わり、Class Ⅰは最も厳しい区分として扱われます。(赤ちゃんに近い条件での運用を想定した区分)

つまり、この証明書は「より厳しい条件での適合を前提に評価されている」ことが読み取れます。
ただし、繰り返しになりますが、「体質・反応の個人差」まで保証するものではありません。

STANDARD 100の「SCOPE(適用範囲)」をできるだけわかりやすく解説

証明書には適用範囲が記載されます。
1)対象カテゴリ(製品)
 ・マットレス/トッパー(上敷き)
  ・ポケットコイル、ボンネルコイルなどのスプリングコア
  ・ウレタンフォーム(一般フォーム、メモリーフォーム、HRフォームなど)
  ・ラテックス系コア(SBR系)
  ・ココナッツ層(ココナッツファイバー層)など
 ・掛け布団
  ・表地:織物/編物(綿・ポリエステル等の組成)
  ・中材:ポリエステル繊維(シリコン加工の有無を含む)など
 ・枕
  ・表地:キルト/非キルトの織物/編物
  ・コア:ウレタンフォーム、ラテックス系フォーム(SBR系)など
  ・中材:ポリエステル繊維、またはフォーム粒子混合 など
2)対象カテゴリ(カバー生地・材料の組成)
 適用範囲には、カバー生地として以下のような素材・混率の記載があります
 ・ポリエステル(PES)、ポリプロピレン(PP)、コットン(CO)、ビスコース(CV/竹由来を含む表現あり)
 ・ポリウレタンコーティング(PUR coated)
 ・LENZING™ Lyocell(リヨセル)
 ・ウール(WS)
 ・それらの混紡(mixture)
 ・白・染色(white and dyed)の両方

 ここで大事なのは、「TEDBEDが扱う家具の構成素材は、規定の範囲として正しく明示され、認証上の管理対象になっている」という点です。
 ふわっとした”イメージ”ではなく、素材の種類まで落とし込まれているのが証明書の価値です。
1)付属資材(アクセサリー)
証明書には、縫製糸などの付属資材(アクセサリー)も含まれる旨が記載されています。
寝具は「大きな材料」だけでなく、「糸・副資材」の影響もゼロではありません。こうした部分まで射程に入っているのは、購入前の不安解消に役立ちます。

STANDARD 100が“意味すること/意味しないこと”(誤認防止のために)

ここは重要になります。

意味すること
・規格に基づき、第三者試験機関が試験を行い、当該適用範囲で適合と判断されている
・素材や構成要素を、用途別の基準で管理している
・「証明書番号で追跡可能」な形で運用されている

意味しないこと
・すべての人にとって刺激がゼロである、などの個人体験まで保証すること
・認証の適用範囲外の材料・別ロットまで自動的に保証すること

国産だから安心なの?国外の繊維製品への有害物質規制

MADE IN JAPANだから、安心・安全。そう考えている人は少なくないはずです。
真摯に仕事に取組み、デザイン性も技術も品質もとても優れている製品が多いのが日本製と知られています。
ただ、有害物質への法規制としては、日本よりもっと厳しい国がたくさんあることをご存知でしたか?
欧州をはじめ、アジア諸国でも、有害物質に対する規制は急速に高まっており、取引の際に確認されるケースが多々あります。
スタンダード100は、すべての国の規制をカバーできるよう、世界最高水準の安全基準となっています。

どのような品物が認証されますか?

原則として、糸から始まり、完成した生地や完成品に至るまで、あらゆる加工段階の繊維製品がSTANDARD 100の認証に適しています。
モジュール方式により、最終製品にSTANDARD 100ラベルの表示を許可する前に、部品や原料の一つひとつを検査しています。
これには、糸、ボタン、ファスナー、裏地が含まれます。
表地に施されたプリントやコーティングも、それぞれに適用される基準に従って有害物質の検査が行われます。
ベビーベビー用品や、衣料品、装飾品のいずれにおいてもです。STANDARD 100のラベルが貼られた製品は、信頼の証です。

認証実績

エコテックス®スタンダード100認証は、1992年の発足より、のべ20万件を超える認証実績があり、
今なお全世界での需要が高まっています。
欧州では、取引や購入の際にエコテックス®ラベルの有無を確認されることも多く、消費者にも高く認知されています。

認証取得国数:世界106ヵ国、のべ200,000件以上
※日本国内、のべ5,200件以上の認証実績

製品クラスとは

製品クラスとは、使用目的に応じて分類された安全性のレベルです。
乳幼児のような敏感肌であったり、肌との接触が大きい製品ほど、規制値の基準は厳しくなります。

クラスⅠ:この製品分類にはベビー衣類やパジャマなど、生後36か月までの乳幼児向けの製品が含まれ、最も厳しい要件と制限値が設定されています。

クラスⅡ:皮膚に接触する製品を対象とした分類。ブラウス、シャツ、下着、マットレスなど、直接肌に触れる機会の多い製品で構成されます。

クラスⅢ:皮膚に接触しない製品を含む。ジャケットやベスト、ベルトなど、肌との接触が全くない、あるいは最小限の物品を対象とされます。

クラスⅣ:主に装飾材料が含まれる。テーブルクロス、カーテン、椅子張り生地など、家具に使用される初期製品および付属品を含むすべての物を対象とします。

OEKO-TEX® STeP とは(工場・生産体制の監査認証)

STePの考え方:「何で作っているか」だけでなく「どう作っているか」

STePは、製造工場の体制を、複数のモジュールで評価・監査する仕組みです。
つまり、製品の“結果(材料試験)”だけでなく、プロセス(運用)の品質にも踏み込むのが特徴です。

一般にSTePで扱う領域は次のような観点に整理されます

・Chemical Management(化学物質管理)
・Environmental Performance / Environmental Management(環境パフォーマンス/環境管理)
・Social Responsibility(社会的責任)
・Quality Management(品質管理)
・Health and Safety(労働安全衛生)

【証明書情報】STeP

TEDBEDが取得しているSTeP証明書の要点は以下です。

証明書番号・有効期限
・証明書番号:24002659

総合スコア(レベル)
・OEKO-TEX® STeP:LEVEL 3(総合評価)

LEVEL 3 は、運用と管理の成熟度が高い状態を示す区分として扱われます。
「製品の質」だけでなく、「作る体制」が整っているかを確認したい方にとって、重要な判断材料になります。

監査対象の適用範囲

・片面マットレス/両面マットレスの製造
・寝具・家具関連(upholstery furniture / bed linen 等)
・枕の製造(making up of pillows)
・枕・掛け布団等の卸(wholesale of pillows and blankets)

つまり、「単にマットレスだけ」ではなく、寝具周辺も含めた体制として監査対象になっていることが読み取れます。

補足:ZDHC MRSL 3.1 について

証明書には、監査施設が ZDHC MRSL 3.1の要件を満たす旨の記載があります。
ZDHC MRSL は、サプライチェーンにおける化学物質管理の枠組みとして知られており、こうした観点が含まれることは「現場の化学物質管理」を重視する方にとって参考になります。

STANDARD 100 × STeP:2つの認証が揃うと何が分かる?

ここまでまとめると次の通りです。

1)“肌に触れるもの”の視点(STANDARD 100)

・生地や詰め物など、構成素材が規格に基づく試験に適合しているか

2)“作る現場”の視点(STeP)

・化学物質管理、環境、労働安全、社会的責任など、工場運営が監査に基づき評価されているか

3)TEDBEDとしての意味

TEDBED JAPANが伝えたいのは、「ラベルがあるから安心」ではなく、
”根拠の見える説明”を続けることです。

・何を使っているのか(素材の透明性)

・どう作っているのか(体制の透明性)

・それを第三者がどう見えているのか(検査・監査の透明性)

この3つが揃うほど、購入前の不安は小さくなります。

100%ヨーロッパ製にこだわる理由もここにあります。

お客様ご自身でできる「有効性の確認方法」(Label Check)

認証の価値は、「追跡できること」にあります。
OEKO-TEX®には、公式の確認ページ(Label Check)があり、番号を入力することで有効性を確認できます。

・STANDARD 100:11.HBG.86520
・STeP:24002659

※入力は、記載通りに正確に(ハイフン、ドット、数字の順序など)
※更新・再発行が行われる場合があります。常に最新は公式確認をご参照ください。

よくある質問(FAQ)

Q1.OEKO-TEX®があると「完全に安全」と言えますか?
A.「完全に安全」を断定するものではありません。OEKO-TEX®は、規格に基づく試験・監査に適合していることを示します。体質や感じ方には個人差があります。

Q2.STANDARD 100はマットレス”全体”の認証ですか?
A.STANDARD 100は、繊維製品および関連材料・構成要素に対する認証です。寝具は多素材で構成されるため、証明書の適用範囲に基づいて理解することが重要です。

Q3.Class Ⅰって何がすごいの?
A. 用途別の区分の中で、一般にClass Iは最も厳しい条件で運用される区分として扱われます。肌への配慮を重視する方の判断材料になります。

Q4.STePがあると、製品の化学物質がゼロという意味ですか?
A.いいえ。STePは工場の管理体制・運用を監査する仕組みで、製品中の物質を「ゼロ」と断定するものではありません。製品側はSTANDARD 100のような試験認証が参考になります。

Q5.「匂い」はなくなりますか?
A.匂いの感じ方は個人差が大きく、ゼロを保証できません。開封直後は換気をおすすめします。認証は主に有害物質の基準適合を示すものです。

Q6.アトピーや敏感肌でも必ず大丈夫?
A.医療的な適合を保証するものではありません。心配が強い方は医師に相談の上、使用環境(寝具の洗濯・換気・湿度管理など)も含めて検討してください。

Q7.認証はずっと有効ですか?
A.有効期限があります。このページに記載の期限をご確認の上、最新の有効性はLabel Checkでご確認ください。

Q8.TEDBED JAPANの全商品が同じ認証ですか?
A.認証はスコープ(適用範囲)に基づきます。商品によって構成素材が異なるため、対象範囲を明確にしてご案内します。気になる商品があればお問い合わせください。

Q9.ほかの認証(例:CertiPURなど)とは何が違う?
A. 目的と対象が異なります。OEKO-TEX®は繊維や工場監査を中心に、CertiPURはフォーム(ウレタン)を中心に扱います。どれか一つが万能ではなく、「何を確認したいか」で読み分けるのがおすすめです。


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