TEDBEDマットレスについて

クールエラスティックフォームとは

復元力を向上させた低反発ウレタンフォームに、熱を分散する冷却ジェルが組み込まれた新しい素材です。
この素材は、一流ホテルなどで使用される各有名ブランドのハイ~ミドルクラスに使われているものと同等です。
また、エラスティックとは「伸縮自在」という意味を持ち、通常のHRフォームやHDフォームと違い、どんな寝姿勢でも体にフィットするような形から名づけられました。
このエラスティックフォームが使われることで、寝た時にどんな利点があるのか?より具体的に解析していきます。

ウレタンフォーム(高反発)とメモリーフォーム(低反発)で何が違う?

まずウレタンフォーム(高反発)というのは、正式には軟質ポリウレタンフォームと呼び、原材料の配合や添加物によって様々なウレタンフォームへ成型されます。
反発弾性が高い物、低いもの、吸音性が高い物、難焼性が高い物などいくつかあります。
マットレスやソファなどの家具に使用されるものは、高反発ウレタンフォーム、低反発ウレタンフォームがほとんどです。

低反発・高反発の違いは、押したときゆっくり沈んで、話したときにゆっくり戻るのが低反発。ぐっと沈んでぱっと戻るのは高反発と呼んで間違いありません。
メモリーフォームと呼ばれる由来は、寝た姿勢の形が残る(記憶される)ことからそう呼ばれるようになりました。
そこで、同じウレタンフォームでも硬さ・軽さ・通気性が異なる物が出てきます。

ウレタン比重によって耐久性が異なる

ウレタンフォームは、多孔質(細かい穴の開いた構造)の素材でご家庭にあるスポンジと同じ構造になります。
ただウレタンフォームの方が細かい穴が更に小さくなった構造ということです。
押したら潰されて沈むというのは、ウレタンフォームの小さな穴がぎゅっと潰されている状態になります。
何度も繰り返し押しつぶすと、やがてウレタンの形が戻らなくなります。これを「へたれ」と一般的に呼びます。
では、潰れる元となる穴の数を減らしてみると?ウレタンフォームは必然的に硬くなり、潰されにくく、耐久性が増します。
その分デメリットとして、比重が増して重くなり、穴の数が減っている分通気性も悪くなります。

ではメモリーフォームとは?

ウレタンの密度が低すぎず高すぎず、中間くらいの密度で柔らかいウレタンフォームです。
反発力は低く、衝撃吸収能力、温度によって柔らかくなるといった特性があります。
特に驚くべきは衝撃吸収能力で、受けた衝撃(例えば卵を落とした場合)の約97%を分散させるという効力を発揮します。
実際にマットレスのトップに使用されるケースが多く「包み込まれる感覚」とうたわれるようになります。

Zero Gravity effect

冷却ジェルを組み込まれたクールエラスティックフォーム

クールエラスティックフォームとは、冷却ジェルが組み込まれた低反発素材のウレタンフォームです。
クールエラスティックフォームの効力を発揮するのは、寝苦しい夏場です。
温度変化に非常に敏感な素材のため、体の熱をしっかりと吸収し、即座に分散してくれます。
また、体の形状を正確に把握し、少しの動きにもしっかりとフィットするように動きます。

実際のマットレスを触ってみましたが、季節問わずその効果は十分に感じ取れるほどでした。
触れるだけで本当に手のひらの熱が逃げていき、「ひんやりして気持ちいい」と実感しました。
それを体全体で体感出来るとしたら・・・どれだけ素晴らしいことでしょうか。
クールエラスティックフォームの素晴らしさを味わえるのは、各メーカーのハイ~ミドルエンドのマットレスか、「O-ZONE+」だけです。

最高の眠りを求める方へ

最後に

最上級品質のクールエラスティックフォームについて触れましたが、こちらを使用していないマットレスも十分な性能を持っています。他の製品には、HRフォームと言った特殊な素材が使われているため耐久性や機能性にとても優れています。本記事のクールエラスティックフォームには劣ってしまう部分がございますが、ノンコイルマットレスとしての良さを存分に発揮してくれる物となっています。HRフォームとウレタンフォームの違いについてはこちらを読んでみて下さい。

TEDBEDのマットレスは普通のウレタンフォームとどう違う?

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