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ベッド・マットレスがギシギシなる?その音の原因とは

夜寝る時にベッド・マットレスから「ギシ…ギシ…」と音が鳴り始め、それがだんだんと気になってしまう。
その小さな音が気になりすぎて、眠れなくなった等の経験はありますか?
大きい音から小さい音まで、その音は素材同士が擦れ合う音がほとんどです。
その原因を探るため、まず音源がどこからくるのか見てみましょう。

フレームから音が鳴る

まずマットレスをどかした状態でベッドフレームを揺らしてみましょう。
少なくとも、床板の上では立ち上がらないようご注意ください。
音の出る場所によって、原因はいくつか分けられます。

サイドフレームから音が鳴る

ベッドの横から音が鳴る場合、可能性があるとすれば床板とサイドフレームが触れている部分か、床板受けというサイドフレームの内側の部分です。
特にこの部分で多いのは床板受けの部分です。
サイドフレームに床板が乗っかる桟が、サイドフレームに取り付けられているのですが、そこの取り付けが緩んで隙間が空き、ベッドへ乗った際に擦れて音が鳴るパターンです。
木ネジで止められているケースや、接着剤で止められているケースなど様々ありますが、音を解消するとしたらその両方を使ってしっかりと止めてあげると安定性も増し音も解消されます。
床板とサイドフレームが擦れて音が鳴る場合は、貼るタイプのフェルト生地などで摩擦部分を保護してあげましょう。

床から音が鳴る

主にベッドと床の接地面から音が発生します。または、ヘッドボード側から聞こえてくる場合があります。
これらの対処法はベッドと床の接地面にクッション材を敷いてあげると解消する場合があります。
多くの場合、傷防止のためにフェルト生地が張られている事が多いのですが、床材と相性が悪く音が鳴ってしまうケースが多々あります。
ギシギシまたはギュッギュといった気が擦れる高い音より、少し鈍い音が特徴です。
この場合はゴム板やへこみ防止の下敷きといった集めのものを敷いてあげましょう。

ベッドから音がしない場合

こうなると、音の原因はマットレスになるかと思われます。
コイルを使用したボンネルコイル、もしくはポケットコイルの場合がほとんどです。
原因としましては、どこかの鉄線が折れたかサビの可能性がございます。
寝ている際にかく寝汗であったり、梅雨時期など季節による湿気などがマットレス内に溜まって起きるのが原因です。
防止するために定期的に掛布団をどかす、マットレスを陰干しする、マットレスを浮かしてベッドフレームの間に空気を通してあげる等といったメンテナンスが大切になります。
またサビが原因となっていた場合は、製品に問題が発生する可能性もありますので、買い替えも視野に入れましょう。

ノンコイルマットレスの場合、中材に使われているのはポリウレタンフォーム、ジェル、ファイバーなど基本的に音は鳴りません。
ですので、マットレスから音が鳴る場合ですと基本的にスプリングマットレスのみとなります。

ご自身での対応が難しい場合に

その家具をご購入されましたお店へご連絡してみてください。
どういった製品なのか、どの業者が組み立てに来たのか等すべて詳細が分かるかと思います。
難しいことを後はお任せする、といった形で安心していいと思います。
おそらく、お店もプロですから原因を絞って対応するのも早いと思います。

さいごに

本記事でベッドのきしみ音について、参考になったでしょうか?最後はプロにお任せあれ!といった内容ですが本当にそれが一番楽です。経験もありますので解決までに早いです。
ただ、10年~使っているマットレスであればせっかくの機会に買い替えという選択肢を持つのもありかもしれません。マットレスのヘタりが原因で睡眠のクオリティが下がることはよくあります。テッドベッドのマットレスはクオリティが変化していくことが限りなく少ないです。中身の構造、買い替えのタイミングなどについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

マットレスの寿命はどれくらい?買い替えのタイミングとは

TEDBEDのマットレスは普通のウレタンフォームとどう違う?

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