役立ち情報

喘息やアトピーなどアレルギー持ちの方への睡眠のオススメ

アレルギー体質の方には是非読んでほしい、喘息やアトピーなどで睡眠不足な方へオススメの情報です。
重度な方だと、夜中にかいて朝起きたら血が出てる、上手に呼吸ができずなかなか寝れない等、睡眠に関する悩みはかなりあると思います。
治しにくい病ではあるので、上手に付き合っていくために、まず睡眠環境を整えてみましょう。

なぜ睡眠環境から改善なのか?

アトピーは特に夜間かゆみが増幅しやすく、外部からの刺激が無くなり、かゆみが前面に出てくる事や、睡眠時の不快指数(熱さや蒸れ)が上昇し肌の刺激に敏感になるといったことが多くなります。
睡眠時にも無意識に搔きむしり、睡眠の質は悪く慢性的な寝不足などに繋がります。
この状態では生活リズムもガタガタで、体内調整も上手くいかず免疫力も低下してしまいます。
睡眠の質を向上させることで、夜間掻きむしる行為を減らし、傷を少しでも減らし、ストレスのない生活に近づけましょう。

古いマットレスを使いすぎてない?自分に合うマットレスに環境改善

喘息やアトピーで共通しているのは、どちらもバリア機能が低下し様々なアレルゲンの侵入を許します。 その結果アレルギー反応が強く生じ、気管支援または皮膚炎が激化してしまう事です。
ではその問題点となるものは何か?主にハウスダストやダニ、ノミといった物質による影響です。
これは普段のベッド・マットレスのメンテを行うことで対処が出来ます。
また、掃除のしやすさを考えると軽いノンコイルマットレスで、カバーが洗えたりする物が清潔に使うことが出来て効果的です。
もし汚れてしまった場合には、酸素系漂白剤などを使ってしっかりと洗いましょう。

マットレスにおねしょ等で汚れてしまった場合に

寝装内環境は快適か?

寝装内環境とは、お布団を被って寝る状態に入ったときの湿度・温度などを指します。
アトピー患者は特に熱さによって痒みが現れることが多いです。
蒸し暑く汗が出る時の刺激のせいか、単純に熱さによるものなのか、まだ解明はされていないものの、肌が感じ取っているのは確かです。
そして、その痒みは眠りが浅いタイミングで激しくなり、深い眠りの最中には落ち着きを取り戻します。
しかし、激しく掻きむしって傷が増えた患部は冷えたようで熱さのある何とも言えがたい痛みが発生します。
結果的に深い眠りに落ちたとしても、強制的に浅い眠りに引き起こされ常に寝不足な状態が続いてしまいます。
こうしたことから、特に夏場のケアと冬場の布団のかけすぎ等にも十分と注意しなければいけません。

そこで、ベッドパットに夏場は冷感敷きパットなどを用いるか、マットレスの機能のクールエラスティックフォームの面で寝るなどして対処するといいでしょう。
少しでも痒みを和らげるためにも工夫をしてみましょう。

クールエラスティックフォームとは

エアコンによる温度調整をする場合湿度は?

冬場では暖房を使用し眠りやすいよう室内温度を調整する場合、お部屋の乾燥により喉や肌に影響が出ます。
特に冬場では、空気中に含まれる水分量が低く、それを暖房器具で空気が暖められると室内の持てる水分量の枠が増え、相対的に水分不足(湿度が低く)になる事になります。
人の体の水分が失われ乾燥していると感じられるのも、これが原因になります。
結果的に乾燥により喉を傷め、肌が荒れだし刺激によって痒みが出始めます。

対策として、夜の入浴後に保湿剤などを使って肌のケアを入念にしましょう。
膝裏や肘裏、首元などで特に傷が多い場合には、白色ワセリンを塗ったうえに包帯などで保護する形もオススメです。
また、軽度であれば化粧水入り保湿剤なども肌に浸透しやすくベタ付きにくいのでオススメです。
肌の状態に適したものを選びましょう。
そして、お部屋の加湿器を置くなどして乾燥しないようにしましょう。
加湿する事によって、体感温度も上昇しエアコンの温度を上げすぎないようになるため省エネになってオススメです。

TEDBEDの「FLEX FIT」や「O-ZONE+」は夏と冬で使い分けられるリバーシブルタイプとなっています。
特に「O-ZONE+」は夏場の蒸れや熱さによる寝苦しさを軽減する効果のあるクールメモリーフォームが採用されています。
裏面のグレーのカバーには保湿・保温効果があり、冬場でも睡眠環境を良くする作用があります。
また、ベッドパットやシーツにも素材によってそれぞれ効果が異なります。
保湿性については綿よりウールやキャメル(ラクダの毛)などが優れており、洗濯する回数が多ければ速乾性のポリエステルなどもオススメです。

夜更かしは厳禁

正しい生活リズムを刻むことにより、成長ホルモンの分泌をしっかりと促しましょう。
就寝してからの3時間は皮膚などの細胞の修復、タンパク質の合成にも関わる成長ホルモンの分泌が盛んになる時間帯です。
夜更かしをし、更に痒みによる浅い睡眠をして起きる生活を続けていると、傷の治りも遅くなり苦しい日々が続いてしまいます。

入浴はこまめに行う

病原菌から身を守るためのバリア機能が低下している状態で、不潔のまま生活をするのはよくありません。
こまめに入浴をすることによって体を清潔にし、しっかりと保湿する事が大切です。
また、普通のシャワーですと圧が強く皮膚に負担をかけて体の保湿成分を洗い流し、余計に皮膚の状態が悪化することもあります。
シャワーヘッドを水の勢いの弱いものに交換してみるのもオススメです。
傷に染みて大変痛い思いをしますが、よりよい状態にするために辛抱強く継続する事が大切です。

まとめ

アレルギー体質の方の場合、悪化の原因となる病原菌やハウスダストなどをしっかりと取り除く毎日の掃除や洗濯など、身の回りを清潔に保つことが大切です。
また、睡眠時の成長ホルモンの分泌による傷の治りの速度も大切なので、しっかりと寝られる睡眠環境を作り上げましょう。
そして、体をこまめに入浴するなどして清潔に保ち、しっかりとした生活リズムを刻むという継続する努力が大切になります。
悪化しないように上手に病と付き合っていくことが大切です。

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